イタリア マルケ州から思うこと Amare Giappone

ワインのある日々 (scritto solo in giapponese)

イタリアのマルケ州は、ヴェルデッキオやラクリマなど独特な葡萄品種が育ち、イタリアを代表するワインが多く生産されるエリアの一つです。私が住むアンコーナの近隣にも数多くのカンティーナがあり、気軽にワインテイスティングを楽しめます。
これまでは購入するためだけにカンティーナに訪れていましたが、日本の皆さんにもカンティーナや、生産者さん、そしてもちろん彼らのワインをご紹介したく、「Wineの勉強」と称してこちらのページを立ち上げました。
マルケ州だけでなく、他州のワイナリーも紹介させて頂きます。ちゃんと続けられることを祈って…。
2017年1月11日 丹羽淳子 Atsukoca Niwa

AIS Japan の亀山絵美さんのご好意により、AISのHPに2014年に掲載して頂きました。
ページにリンク : ソムリエ紹介 丹羽淳子さんhttp://www.aisnews.com/


イタリア/アンコーナ特派員ブログ 丹羽 淳子
No.53 マルケ州で栄誉あるワインの祭典 L’eccellenza delle Marche
イタリアに住んでいると、日本と違って「様々なワイン」を飲む機会があまりありません。そんな中、このワインの祭典はマルケ州でのトップワインを余すこと無く試飲できる夢の様な会。一年に一度のソムリエたちの楽しみの一つです。
2019年2月6日に更新しました。※リンクは当サイト外につながります


旬の野菜で、ひとつき、ひとくぎりItalia編 栗編
栗料理はなかなか思い浮かばなかったのですが、イタリアには様々な種類の粉があり、その中に”栗”を使ったものも存在します。すこし甘みと、渋みがあるのが特徴で、小麦粉だけで作るパスタと違い、ほんのりとした栗の風味を楽しめます。手打ちパスタも想像以上に簡単にできますよ。
2018年10月9日に更新しました。※リンクは当サイト外につながります


AIS主催の感覚分析セミナーへ
9月30日日曜日、AISマルケが主催する、感覚分析のセミナーに参加してきました。ワインもですが、食品を人間が分析する際には”感覚”がとても重要になります。感覚はひとそれぞれ異なるものですが、この感覚の基準を備えることなしでは分析作業は成立しません。では、感覚とは何なのか?どのように感じるものなのか?こんなことを2時間の講義で勉強してきました。


旬の野菜で、ひとつき、ひとくぎりItalia編 茄子編
日本に比べて皮がかなり厚めでアクも強いイタリアの茄子。食べる前の下処理が面倒だ、なんて言葉をよく奥様たちの会話から聞きますが、美味しさからついつい買い物かごに入れてしまいます。サイズは大体日本の3倍程度あり、一つのボリュームが本当に大きい。皮が白色や緑色の茄子も存在しています。
2018年9月5日に更新しました。※リンクは当サイト外につながります


旬の野菜で、ひとつき、ひとくぎりItalia編 パプリカ編
日本のパプリカより何倍も大きなイタリアのパプリカ(ペペローネと呼びます)は、夏場のお料理でよく食べられるスーパースター野菜の一つです。ただ消化が悪いということで、食べ過ぎには注意が必要とのこと。消化の悪い野菜って日本ではあまり聞かないのでちょっと斬新。でも美味しいので沢山食べちゃいます。
2018年8月6日に更新しました。※リンクは当サイト外につながります


旬の野菜で、ひとつき、ひとくぎりItalia編 セロリアック編
スーパーに並んでいるのは見たことがありましたが、なかなか手に取る機会がなかったヘンテコ野菜”セロリアック”をお料理してみました。セロリの香りがツンと鼻につく、スパイシーなお野菜です。食べ慣れない食感でしたが、もう食べなくてもいいかな?というのが本音です。
2018年7月2日に更新しました。※リンクは当サイト外につながります


旬の野菜で、ひとつき、ひとくぎりItalia編 キュウリ編
イタリアではそれほど馴染みが無かった野菜のキュウリ、最近では暑さもきびしくなり、夏の食卓でよく見られるようになりました。今回はキュウリの触感と爽やかさを存分に楽しめる黒いお米を使った一品をご紹介します。日本では馴染みがない黒いお米、味は赤米に似ていてサラダ仕立てに適しています。
2018年6月4日に更新しました。※リンクは当サイト外につながります


旬の野菜で、ひとつき、ひとくぎりItalia編 アスパラガス編
 簡単なんだけどちょっと手間がかかる、でもおもてなし料理に最適なクレープを使った一品です。日本では専らデザートとして食べられますが、こちらではパスタの一種としてもよくお料理に登場します。手はこんでいますが、作り方はいたってシンプル。お子さんと一緒に作られても楽しいと思います。
2018年5月8日に更新しました。※リンクは当サイト外につながります


旬の野菜で、ひとつき、ひとくぎりItalia編 じゃがいも編
 イタリアに来てからなかなか調理する機会がなかった魚料理に挑戦してみました。ベースは私が住むアンコーナの郷土料理。じゃがいもが主役と言っても過言ではない、その美味しさが引き立つ一品です。合わせたワインはドイツ産ですが、味わいの深さがお魚料理のコクとよく合いました。
2018年4月5日に更新しました。※リンクは当サイト外につながります 。


旬の野菜で、ひとつき、ひとくぎりItalia編 カーヴォロネーロ編
 トスカーナ地方のスープ料理 リヴォリータで使われる野菜のカーヴォロネーロ。高い栄養素を持ち、味わいも豊かです。今回はシンプルに付け合わせとしてのお料理をご紹介。オリーブオイルとともに炒めることによって甘みがぐっと増し、お肉料理の付け合わせにピッタリの一品です。
2018年3月20日に更新しました。※リンクは当サイト外につながります 。


旬の野菜で、ひとつき、ひとくぎりItalia編 アーティチョーク編
 日本では日常的に食することは少ないアーティチョーク、イタリアの食卓には欠かせないお野菜です。なかなか手に入りにくいとは思いますが、想像以上に簡単に調理ができます。お味もお芋の様なほくほく感と草っぽい緑の味わいがあり何とも例えようがなく絶品です。
2018年3月20日に更新しました。※リンクは当サイト外につながります 


旬の野菜で、ひとつき、ひとくぎりItalia編 キャベツ編
 甘みのあるキャベツにスパイスを効かし、味のバランスを楽しむ一品です。イタリア北部にあるトレンティーノ地方の郷土料理で、合わせるワインもそのエリアのものにしました。材料もすくなく簡単で失敗知らずです。ぜひお客様のおもてなし料理の前妻などにご利用ください。
2018年1月9日に更新しました。※リンクは当サイト外につながります 。


旬の野菜で、ひとつき、ひとくぎりItalia編 白ネギ編
 おネギの甘くてトロっとした部分を美味しく戴きたくて自分で編み出したレシピです。調味料に使ったのが『Sapa』と呼ばれるブドウ果汁を煮詰めて作ったもの。お料理にコクがでて、またワインとの相性もぐっと高くなります。とても簡単です。
2017年12月4日に更新しました。※リンクは当サイト外につながります 


旬の野菜で、ひとつき、ひとくぎりItalia編 きのこ編
 季節をとわずに食べられるキノコですが、やはり旬はこの季節。山間部ではトリュフが有名なここマルケ州でも秋にかけてはトリュフ祭りが多く開催されます。そして、きのこ類の湿気を帯びた香りには赤ワインがピッタリ。いよいよ赤の季節到来です。
2017年12月4日に更新しました。※リンクは当サイト外につながります 


旬の野菜で、ひとつき、ひとくぎりItalia編 かぼちゃ編
日本では秋の煮物と言えば、かぼちゃの煮っころがしをよく作っていました。ほくほくした感じがたまりません。こちらでは固形状で戴くよりもペースト状にして利用すること多いと思います。今回はパイシートを使った簡単カボチャパイです。
2017年12月4日に更新しました。※リンクは当サイト外につながります 


旬の野菜で、ひとつき、ひとくぎりItalia編 さつまいも編
日本編ではおいもの紹介。イタリアではサトイモや小芋といったお芋を見かけないので、こちらではなじみの薄いサツマイモを使ったお料理を紹介しています。合わせたワインはシチリアの白ワイン。ちょっとお料理が負けたアッビナメントになりました(涙)。
2017年9月4日に更新しました。※リンクは当サイト外につながります 


ウンブリア州ワイナリー『Arnaldo Caprai/アルナルド・カプライ』へ
マルケ州のお隣りウンブリアにあるワイナリーに行ってきました。サグランティーノの育成の第一人者にあたるこのカンティーナ、広大な敷地と素晴らしい設備を完備し、サグランティーノの伝統を受け継ぎつつ、新しいことにもチャレンジしています。
2017年9月1日に更新しました。


旬の野菜で、ひとつき、ひとくぎりItalia編 とうもろこし編
とうもろこしを使ったイタリアらしいお料理をということで、とうもろこしの粉状にして食べる”ポレンタ”料理を用意しました。秋冬によく食べられるお料理なので、伝統的な食べ方ではなくアレンジバージョンになっています。
2017年9月1日に更新しました。※リンクは当サイト外につながります 


マルケ州ワイナリー『Le Caniette レカニエッテ』へ
マルケ州南部のアスコリピチェーノ県のこちらのカンティーナ。家族経営でBIO栽培のぶどうを使って個性的なワインを生産しています。エリアのカンティーナと協働し、Bordoと呼ばれる土着品種を使って高級赤ワインの生産もし、素晴らしい成果を出しています。
2017年7月18日に更新しました


遺跡の街で葡萄と水牛を育むカンティーナ『San Salvatore 1988』へ
カンパーニャ州南部の3つのエリアに畑を持つカンティーナ。ワインへの情熱はもちろん、モッツァレラチーズも生産する造り手さんです。地形状によって、独特の気候になるこのエリアで造られるぶどうは個性的な味わいが楽しめます。
2017年7月14日に更新しました。


Verdicchioのみで勝負するカンティーナ『Sartarelli』
マルケ州の土着品種で、イタリアを代表する白ワインの一つと言っても過言ではないVerdicchio。この品種のみ(つまり白ワインのみ)の生産で、マルケ州でも非常に評価の高いカンティーナに、ヴェルディッキオ好きのフィレンツェ在住ソムリエと伺ってきました。
2017年7月10日に更新しました。


旬の野菜で、ひとつき、ひとくぎりItalia編 トマト編
夏と言えばトマト、というくらい、私の中で大きな存在のトマト。きっと多くのご家庭でも夏の食卓に無くてはならないお野菜の一つだと思います。熱を加えると自然の甘さがぐんと増すのも不思議ですね。スナックの様に手軽にいただける簡単な一品をご紹介します。
2017年7月1日に更新しました。 ※リンクは当サイト外につながります 


ブリンディジを代表するカンティーナ『Tenute Rubino』
プーリア州の港町ブリンディジ。アドリア海からの恵みを受ける大地に育つ武道で造られたワインは全て味わい深く、また、土地の人達のあたたかさが心にしみるワインのDegustazione and abbinamento になりました。次回は完全なプライベートで訪れてみたい、と思わせられる素敵な出会いにFacciamo Brindisi!
2017年6月30日に更新しました。


5月27日(土)と28日(日)は『Cantine Aperte 25th 』
イタリア記念日に合わせてイタリア全土で大々的に開かれるカンティーナアペルタ(オープンワイナリー)。マルケ州でももちろん開かれ、3つのワイナリーを巡ってきました。いろいろなワインを低料金で戴けるのはもちろんワイナリーごとにイベントも開催されてとっても楽しい二日間なのです。
2017年6月7日に更新しました。


旬の野菜で、ひとつき、ひとくぎりItalia編 プンタレッラ編
日本ではあまり知られていないお野菜「Puntarella」を使った簡単なお料理です。軽い苦みがくせになる美味しさのこのお野菜。サラダ仕立てにしてフレッシュに戴きます。合わせたワインは塩気のあるシチリアワイン。余韻はちょっと短めでなモノトーンなワインでしたが、シンプルにマッチします。
2017年6月5日に更新しました。 ※リンクは当サイト外につながります 


旬の野菜で、ひとつき、ひとくぎりItalia編「さやえんどう」イタリア編
残念ながら「さやえんどう」ではなく、日本では「モロッコインゲン」として知られるTaccoleを使ったお料理です。合わせたワインはフリウリの土着品種スキオペッティーノを使ったロザートのスプマンテ。甘さを感じながらも泡の清涼感がありバランスの良さが際立ちます。
2017年5月10日に更新しました。 ※リンクは当サイト外につながります


旬の野菜で、ひとつき、ひとくぎりItalia編 「菜の花」イタリア編
自分だけの暮らし方を見つけるサイト「びとくらし(美徳と暮らし)」で、イタリアのワインと食のコラムを担当することになりました。
4月は「菜の花」のお料理。イタリアではCima di Rapa と呼ばれています。合わせたワインOffidaのペコリーノ100%白ワイン。
2017年5月10日に更新しました。 ※リンクは当サイト外につながります


I sensi del Vino /ワインの感覚
Sfumature e sfaccettature delle degustazione(試飲におけるニュアンスと観点)   Hotel gentile ( Fabriano Marche)
AISマルケ支部企画のワインの勉強会+ランチブッフェに参加してきました。日ごろは飲むだけ、楽しむだけですが、理論と理屈を聞いてから試験的に味わうことも訓練として大切なことを痛感です。そしてなんといっても忘れないことですね。
2017年5月2日に更新しました。


Marche マルケ州
Urbisaglia  (MC) マチェラータ・ウルビザリア
Tenute MURÓLA/ テヌーテ ムローラ
300年以上という歴史を持つ一家がワイン醸造事業を近年開始。マルケ州で生産するメトド・クラシコ製法のスプマンテが州優秀ワインに選ばれその躍進が注目されています。
2017年4月18日に更新しました。


Piemonte ピエモンテ州
Monferrato (AT)  モンフェッラート アスティ
BAVA Azienda Vitivinicola e di Invecchiamento
バヴァ アジエンダ ヴィティヴィニコラ エ ディ インヴェッキアメント
Giulio Cocchi Spumanti Srl
ジュリオ コッキ スプマンティ srl
100年以上の歴史を持つAstiを代表する2カンティーナ。山深いエリアに2社共有の敷地があり、そこでどちらのワインも試飲できます。洗練された味わいが特徴的です。
2017年2月28日に更新しました。


AIS Marche 主催の試飲会
Marche D’Eccellenza  2017年2月5日(日) 17時より Villa Bianca (FM)
イタリア・マルケ州で最高のワインたち 2017年
AISが毎年刊行するワインガイドブックにて、最高賞を受賞したワインの試飲会に参加しました。
2017年2月14日に更新しました。


Marche マルケ州
Staffolo (AN) アンコーナ・スタッフォロ
Viticoltori Finocchi ヴィティコルトリ フィノッキ 
エリア内に4つの畑を有し、曽祖父から伝わる伝統を引続いだ若い兄弟が牽引する
カンティーナ。赤ワインやスプマンテなどの生産も開始しています。
2017年1月11日に更新しました。