イタリア・ピエモンテ州の蜂蜜に迫る/ Gita per Tasting Italy

イタリア・ピエモンテ州の蜂蜜に迫る/ Gita per Tasting Italy

Tasting Italy, il produttore del miele, sta a Montiglio in Piemonte.
All’inizio di febbraio, ho visitato la laboratorio a vedere le condizioni.
Da casa mia a lì ci sono volute 5, 6 ore.  Il luogo è bellissimo, tranquillo e nebbioso.  Posso immaginare che gli ambienti siano ottimi per gli api.
Ho scritto tutto in Giapponese. Se volete vedere precisamente, seguite il Fan page di Facebook.  Grazie.

Tasting Italy (テイスティングイタリー)は、蜂蜜の生産者でピエモンテ州のモンティリオに位置します。2月の初めに彼らの状況を見学しにラボラトリオを訪ねてきました。 私が住むアンコーナからは車で5,6時間と言ったところでしょうか。とても美しく穏やかで、霧ぶかいエリアです。環境は蜂たちにとって非常に良いこと想像できます。
(ミラノから車で1時間程度。Fiat社のあるトリノにも程近く、イタリア屈指の食文化を楽しめるエリアです)

2月というと真冬。蜂たちの活動は最小限で、もちろん蜂蜜は作らず静かに越冬し春の訪れを待っています。ですので、工場内には蜂の巣箱が沢山積み上げられていました。
このピンク色の巣箱は購入したもの。
じゃ、緑色の巣箱は? というと、なんと手造り!
蜂蜜の生産にはかなり厳しい基準があり、添加物や化学物質などの混入によって商品価値が下がることがままあります。「買ってきた巣箱の製品への安全性」を疑うならばば、自分たちで造ったほううが話が早い、と作り始めたのだとか…。なので、工場内には、電動イトノコなんかも設置されています。これもアピクラトーレの大切な仕事の1つ。時間が明けば新しい巣箱を造るのだとか。蜂たちが嬢王蜂を中心に小コローにとして作り上げる蜂の巣が入る一段目の巣箱があります。一段目の巣箱が蜂蜜つで満たされると、二段目に空の巣箱を設置。そうすると、蜂たちは「あ、まだ満たさないといけない空間があるな」と認識し、花蜜の採取を続けるのだとか。空間が蜜で満たされると、蜂たちは満足して新しく花蜜を採取しに出かけることをやめるのだそうです。こうやって、巣箱が満タンになればその上に新しい巣箱を置く、という事を繰り返しできるだけ多くの量を採取できるようにします。
だからこんなにいっぱいの「巣箱」が必要なんですよね。次期の「豊作」を願って、沢山たくさん準備しておかないといけません。信頼の出来る業者さんから資材を購入し造り上げる。ローコストであり、しかも安心できるものを使いたい、という彼らの気持ちがよく理解できました。話を聞くだけで蜂蜜に対するイタリア政府の対応がかなり厳格なことも明確になり「基本、工業製品ではない蜂蜜は、BIOマークがなくてもBIO基準はクリアしていると思うよ」と、アピクラトーレのアンジェロの言葉。私たちの製品はBIOマークは取ってないのですが、自然派のBIO製品と遜色ないクオリティを保っているのも見て取れます。

こんな感じでミツバチがコロニーをつくって、ここに蜂蜜がたまるのさ、と見せてくれたもの。
なるほど…すごいや。指を突っ込んだら甘い蜜がとれるんですよ!

この塊りはさて何でしょう?
これは砂糖が主成分の蜂のご飯です。
因みにこれもアンジェロの自作。一度、市販品を利用したらしいのですが、成分が不確かなため、自分で造ることにしたとか。アンジェロは優秀なコックでもあるので、蜂たちもとっても幸せなことでしょう。

わたしもちょっと不思議だったんです。蜂って花がない時期は何しているの?と。 彼らはコロニー内で次の春の花蜜が採れる時期まで静かに過ごすそうです。完全に眠るわけではなく、春に全力で働けるように体力を蓄えつつ休んでいるのだとか…。ただ、彼らの冬場の食料となる蜂蜜は残念ながら十分には残っていません。ここでこの”特別食”が登場するのです。巣箱の上に置かれたアンジェロ特製パワー食を蜂たちが食べてているのが見えます。こうやって、力を満々に蓄えさせ、花が咲いた瞬間に120%の力を出して花蜜を採取できるように準備させているとのことです。さすがミツバチ、働き蜂です。

ラボラトリーの近くに備えた蜂の巣箱。その前にはほとんど何も無い自然が広がります。蜂の行動範囲は約5km程度らしく、その範囲内に彼らの活動を邪魔するような有害物質を生む施設がないことを確認してから巣箱を設置しています。だからこそ、自然に近い力強い味わいの蜂蜜が誕生するんですよね。
訪れたこの日、嬉しいニュースがありました。
なんと、近所で広大な敷地を持つ方が「桜の木」が植わったエリアがあるとのことで、そこに蜂の巣箱を設置させて頂けるようになるとのこと! 桜の蜂蜜ってすごく素敵な響きですよね。

まだまだ冬だと思っていたのですが、気づけばもう3月!
蜂たちの目覚めもそろそろです。私たちも頑張らないと!!

イタリア ピエモンテ州産の蜂蜜にご興味がある方、いつでもご連絡下さい。
製品パンフレットや価格が決まりしだい、すぐにご案内させて頂きます!

丹羽淳子

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